実は内臓HDD(SSD)は外付けとして使用する事が可能です。
内蔵HDDも外付けHDDも基本構造は同じで、USBケーブルにつなぐパーツがあるかないかくらいの違いしかありません。(物によっては電源ケーブルが付いていたりもしますが)
ですのでUSBケーブルにつなぐパーツが付いた『HDD(SSD)ケース』購入して、自分で取り付けてあげると外付けHDD(SSD)として利用できます。
サイズが何種類かあるので対応のものを買う必要がありますが…
今回は私の使っていた外付けHDDが接触不良で壊れてしまったので、中に内蔵されていたHDDを取り出して、HDDケースに取り付けました。
その様子を写真を使って解説していきたいと思います。
データが壊れてしまう可能性もゼロではないと思うので、必ずバックアップを取ってから行ってください。又、自己責任でお願いします。
今回外付けHDD化するにあたって購入した製品はこちら
AOTECHのHDD/SSDケースです。(私はヨドバシで購入しました。)
ケース型になっていて、ケースに内蔵HDD(SSD)をはめ込むことで外付けとして使用できるようになります。
工具類は一切不要で力や器用さなんかもほとんど無くても大丈夫でした。
取り付け作業は10分くらいで出来てしまいました。
付属品の写真です↓
付属品は「ケース本体」「USBケーブル」「説明書」「スポンジ」「ユーティリティソフトウェアディスク」が入っていました。
写真からだと分かりにくいかもしれませんが、ケース本体には『HDDとUSBを変換するためのパーツ』が取り付けてあります。
このケースは厚さ7mmと9.5mmのHDD(SSD)に対応しています。9.5mmだとピッタリはまるのですが、7mmのHDD(SSD)を取り付ける場合はスポンジをケース内部に入れて、隙間を固定するようです。
ユーティリティソフトウェアディスクは使用していないのでよく分かりません。任天堂ゲームキューブのディスクみたいなサイズでした…
用意したHDDです↓
今回用意したHDDは元々外付けHDDとして購入したものだったので、ゴムで角を守ってくれていました。
写真上部に写っているゴムにはUSBケーブルにつなぐパーツがくっついていました。
このHDDをケースにはめ込んでみます。
はめ込んだらこんな感じ↓
向きが決まっていますが、素人の私でも難なくはめ込むことが出来ました。
ケースの開け方は説明書に書いてあるので、戸惑う事もないでしょう。
奥までしっかりと差し込みます。
横から見るとこんな感じ↓
今回用意したのは厚さ9.5mmのHDDだったのでピッタリでしたが、7mmだとケース内部に隙間が出てしまい、HDDが中でグラグラしてしまうと思います。
なので、付属しているスポンジを中に入れてあげる必要があります。
早速蓋をしめて接続してみました↓
きちんと電力供給されると青色のLEDランプが光ります。
ケースが透明なので、ひっくり返しても写真のように青い光が漏れました。
今回はすでに外付けとして使用していたHDDをそのまま別のケースに入れ替えただけなので、そのまますぐに外付けHDDとして使用できましたが、
新品のHDDやSSDをケースに入れて使用する場合はまず最初にフォーマットをしなくちゃいけない(事もある)ので、注意して下さいね。
終わりに
基本的に外付け型よりも内蔵型の方が安いので、内蔵型のHDD(SSD)とケースを買って取り付ける方が安く済む可能性もあります。
新しい外付けHDD(SSD)を購入するか迷っている方は、こういう買い方も視野に入れてみてはいかがでしょうか。
内蔵タイプのHDD(SSD)外付け化は、精密機器を直接触る事になりますので、当然データが破損するリスクや故障するリスクは付き物です。
特にSSDは静電気一つでデータが吹き飛ぶ事もあるようですので、十分注意をして自己責任で行なってください。