今回は2018年11月にGoogle AdSense(グーグルアドセンス)審査を一発で通過した僕が、アドセンス審査に受かるための最新情報をお届けします。
これから『アドセンス審査を受ける人』『審査に落ちたけどリベンジを考えている人』に向けての記事となっています。
「2016年に審査基準が大きく変わったため、それ以前の情報は役に立たない」とよく言われていますが、実はそれ以降も小さな変更があったりするようなので、アドセンスについて調べる時はいつ書かれた記事なのかを確認するようにしましょう。
例えば…2018年10月あたり(?)から審査に受かった際の通知メールには↓のような画像が使われるようになりました。
因みにそれ以前は、黄土色の背景に笑顔の男性が描かれたイラストでしたが、今はもう使われなくなったようです。
申請までにやっておくべき下準備
実は審査基準が公開されておりません。
つまり、これさえやっておけば絶対に受かるといったポイントはないのですが……
審査に落ちた人に共通する点や、逆に通過した人に共通する点があるので、それらを確認して準備することで審査に受かりやすくなります。
審査に落ちた人の共通点
審査結果は申請時に登録したメールアドレスに届くのですが、審査に通らなかった場合はメールに落ちた理由が記載されています。
そして多くの方が以下のどちらかの理由で落ちているようです。
Google のポリシーに準拠していないサイト: お客様のサイトは、Google AdSense のプログラム ポリシーに準拠していないか、ウェブマスター向けの品質に関するガイドラインに準拠していないため、現時点では AdSense のお申し込みを承認できませんのでご了承ください。
不十分なコンテンツ: AdSense の承認を得てサイトに関連性の高い広告を掲載していただくには、AdSense の担当者による審査とクローラによる解析でページの内容を判断できるだけのテキストがページに含まれている必要があります。
この2点の対策がしっかり出来ていれば通過する可能性が高くなるので、どういった場合にこれらの理由が適用されるのか確認していきます。
【Google のポリシーに準拠していないサイト】の対策
これが理由となって落ちている人は、グーグルが設けているルール『AdSense プログラムポリシー』に反しているということです。
ざっくりとで良いので申請前にポリシーについて勉強しておき、ルールに反していそうな部分が無いかを確認しておきましょう。
ポリシーに抵触した場合、審査通過後であっても広告配信が止められてしまう可能性があるので、きちんと理解しておかないといけません。
と言ってもポリシーを全て理解するのは大変だと思うので、多くの人がつまずきそうな部分をいくつかご紹介します。
◆◆◆中でも特に確認するべきポイント①◆◆◆
以下の禁止コンテンツを取り扱ってはいけない(コンテンツポリシー)
- アダルト関連
- 個人、集団、組織を誹謗中傷するコンテンツ
- 危害を加えるよう促したりしているコンテンツ
- 危険ドラッグおよび薬物に関連
- アルコール関連
- タバコ関連
- ギャンブル関連
- ヘルスケア関連
- ハッキングやクラッキングに関連したコンテンツ不適切な表示
- 衝撃的・暴力的なコンテンツ
- 武器および兵器
- 不正行為を助長するコンテンツ
- 違法なコンテンツ、違法行為を助長するコンテンツ
「人に危害を加える可能性のあるもの」と「18歳未満ができない行為を促すような内容を含むもの」がサイト内にある場合、ポリシーに準拠していないと判断されます。
ちなみにアダルト関連には『露出度の高い水着画像』なんかも該当する場合があるので注意が必要です。
◆◆◆中でも特に確認するべきポイント②◆◆◆
プライバシーポリシーを掲載する必要がある。
正確には【Google 広告の Cookieについて掲載する必要がある】ですね。
Cookieについて掲載されていればプライバシーポリシーは必要ないのだと思いますが、多くのブロガーがプライバシーポリシーの一部として記載しています。
Cookieって何?という方は、他人様の記事ですがこれなんかが分かりやすいかと…
初心者でもわかる「cookie(クッキー)」講座。危険性やスマホでの設定方法もズバリ解説|TIME&SPACE by KDDI
そしてこれが当ブログのプライバシーポリシーです。
一見すると作るのが難しそうに感じるかもしれませんが、記載すべきポイントがいくつかあるだけで、それさえ踏まえておけば簡単に作れます。
長くなるので今回の記事では割愛しますが…
◆◆◆中でも特に確認するべきポイント③◆◆◆
著作権を侵害したコンテンツが含まれていないこと。
著作権で保護されているコンテンツを直接掲載しているページ、著作権で保護されたファイルを提供しているページ、著作権で保護されたコンテンツを含むページへのリンクを掲載しているページが含まれます。
(中略)
サイト運営者様のウェブページが著作権を侵害しているという報告があった場合、または報告がなくても著作権を侵害していることの根拠がある場合は、サイト運営者様のプログラムへの参加が停止されます。
要は「他人のものを勝手に掲載するな」ということですね。
掲載がバレた場合は広告サービスを利用できなくなる場合があるようです。
以上の三点が自分のサイト・ブログに無いかを確認し、もしある場合は書き換えるなり消すなりしなくてはいけません。
【不十分なコンテンツ】の対策
広告を提供する側としてはやはり多くの人に見てもらいたいでしょうから、あまり集客できない(できる見込みのない)サイト・ブログと判断されると『不十分なコンテンツ』を理由に落とされてしまうようです。
審査基準が公開されていないこともあり、コンテンツが不十分かどうかは実際に申請してみるまで分かりません。
だからと言って一度落ちると再審査までは少し期間を空けないといけなくなるので、審査に受かった方々を参考にして準備を整えておきたいところ。
ですが間違った情報(特に古い情報なんかは全くアテにならない)も沢山あるので、まずはGoogle AdSense 公式ヘルプフォーラム エキスパートである竹中さんの記事を読むことをオススメします。
公式ヘルプフォーラム竹中さんの記事と、審査を通過した人たちの情報をまとめてみる
先ほどご紹介したGoogle AdSense 公式ヘルプフォーラム エキスパート竹中さんの記事を軸に、審査に通過した人の情報をまとめてみました。
1. 内容の充実・誰かの役に立つコンテンツであること
恐らくこれが一番重要です。
「最低でも1000文字は必要だ」「記事数は30くらい必要だ」と言われていますが、実際は足りていないからといって審査に落ちるわけではありません。
ある程度内容を充実させるなら1000文字近くなるだろうという目安ですね。
記事数は10前後でも合格している方はいますが、年々審査が難しくなってきているようなので気をつけたほうが良いでしょう。
2. 見やすさも重要
誰かの役に立つコンテンツであるためには最低限の見やすさが必要になってきます。色々な方々が自身の記事内に画像を載せていますよね、やはり文字だけだと読み疲れてしまったりするので適度に画像があるほうが良いです。
ただし著作権や肖像権を守っていない画像はポリシーに反する恐れもあるので、自分で撮影したり著作権フリーの画像を使って見やすく仕上げましょう。
3. ページの表示速度が遅いとダメ
ページの読み込みに時間がかかるようなコンテンツはあまり相応しくありません。サイズの大きい画像が多用されていたり、YouTubeの動画が沢山埋め込まれていたりすると表示速度が遅くなってしまいますので気をつけましょう。
4. アクセス数も判断材料っぽいけど…?
1日の平均アクセス数が一桁でも受かっている人はいるので、アクセス数が直接的な原因となって審査に落ちるということは無さそうです。将来性があると判断されれば問題ないのでしょう。
僕がアドセンス申請した時の状態
僕が申請した時の運営状態は結構珍しい方だと思う(かなり放置してたから)ので、どこまで参考になるのか分かりませんが、一応まとめてみました。
ブログサービス / はてなブログ
運営日数 / 半年以上
記事数 / 31
平均文字数 / 約2100
最低文字数 / 約900
1日の平均アクセス数 / 100前後
プライバシーポリシー / 掲載済み
1記事あたりの平均画像枚数 / 約4枚
アフィリエイト / なし
補足⑴ / 更新頻度が遅い時は50日近く新しい記事を書いていなかった。
補足⑵ / リライトは一度もしたことがない。(かなり誤字はありましたが…)
補足⑶ / 最後に書いた記事から申請までには1ヶ月以上期間が空いている。
一応、特化型のブログとして運営しています。
運営日数の割に全然記事が書けていないのですが、審査に受かるためにはやっておくべきだと言われるようなポイントは一通り抑えているのはないでしょうか?
ブログデザインに関しては自分のモチベーションを上げたかったので、記事を2、3ほどしか書いていない段階で『読みやすさ』を意識したデザインへと変えていきました。
終わりに
更新頻度はあまり重要ではなく、それよりも「記事の内容がしっかりしているのか?」という点の方が重要のようです。
特に日記系のブログなんかは年々審査に通りにくくなっているとも言われています。
審査に通ったとしてもアクセス数がないと収益には繋がらないし、記事の内容がしっかりしていないとアクセス数も伸びないと思うので、どのみちきちんとサイト・ブログを作ることになりそうですね。