当記事でご紹介するiPhoneアプリ『即売レジ』を利用すれば、商品の在庫数の管理やお会計金額の計算が容易になります。
利用される場面としてデベロッパーが想定しているのは、同人即売会やフリーマーケットのようですが、ライブハウスなどでのグッズ物販の場でも利用することが出来ます。
その最大の特徴は、
「計算ミスに陥る可能性が低い」という点。
慣れるまでは早い操作ができないかもしれませんが 、ボタンを押す回数は電卓を使うよりも少なくなるので、打ち間違いは減ります。
こういったイベントでの販売は、慌ただしくなってしまうことも多く、その中での金銭管理はとても大変です。慣れていない頃はミスしてしまうとテンパっちゃいますし……
もし委託販売するとなると尚のことミスする訳にはいかないですよね。
アイテムは40個まで登録可能で、
それぞれ3セットまで登録する事が可能です。
※これらのアイテムに在庫数を登録しておけば、在庫数管理もアプリがしてくれます。
フリーマーケットで利用するには若干少ないような気もしますが、大抵のイベントでは問題ないかと思います。
計算ミスも少なくて済み、販売の値段を覚える必要がなく、在庫数まで表示してくれる、販売者にとってはまさに夢のようなアプリとなっています。
イベントでのアプリ使用例
まだ、どんなアプリなのかイマイチ伝わっていないと思うので、『即売レジ』の使用例を考えてみました。
唐突ですが、あなたは今からとあるバンドマンのライブグッズを販売することになったとしましょう。
※ライブグッズの設定ですが、他のイベントであっても操作方法は同じです。
・タオルA ¥1,800
・タオルB ¥1,800
・Tシャツ ¥3,000
・サイリウム ¥1,200
・リストバンド ¥1,300
・キーホルダー ¥800
販売する商品と値段はこんな感じで…
リアリティに欠けますが、在庫は全商品3個ずつ用意したという設定で進めます。
事前に、グッズ名・値段・在庫数を『即売レジ』に登録しておき、いよいよグッズ販売開始です!!
(登録方法は次の項目に記載しています)
▼イベント開始直後の画面
最初に< 客a >が来て
・タオルAを1つ
・サイリウムを3つ
・リストバンドを1つ
を購入してくれる事になりました。
あなたは登録しておいた商品のボタンを売れた個数分だけタップします。
画面上部にタップした商品がリストアップされ、その右下に合計金額が表示されます。

サイリウムを全て買って在庫切れとなっていたため、アプリは在庫切れのマークを表示してくれています。
画面下部、右下にある「会計」ボタンをタップすると、電卓のような画面(設定によっては電卓に変えることを可能)が表示され、お釣りの計算を簡単に行うことが出来ます。
▼お釣り計算画面

「完了」ボタンを押すと会計画面が終了して、在庫数が減った状態からスタートします。
次に< 客b >が来て、
・タオルAを1つ
・キーホルダーを1つ
を購入してくれる事になりました。

イベントが終了したらアプリ起動時の画面にある「記録管理」をタップし、イベント当日の日付が記入されたファイルを開くと、売上や残りの在庫を自動で表にしてくれます。

商品名・値段・在庫の記入方法
『即売レジ』を使って商品の管理をする場合には、あらかじめ販売商品と値段を登録しておく必要があります。(在庫数は登録しなくても管理できますが、数が分かるなら登録しておく方が便利です。)
①アプリ起動後「アイテム管理」ボタンをタップ
②空欄をタップすることで各商品の情報を記入します。記入し終えたら左上の「登録」をタップします。画像は分かりかなり小さく表示されてしまうので、その点にだけ気をつけて用意しましょう。(無くても問題ないです。)
③アイテム管理画面から左上の「完了」をタップすると登録完了です。この時アイテム管理画面右上にある「Menu」から「お品書き画像作成」で商品リストを自動で作成して、iPhoneの写真アプリに画像を保存してくれます。

写真が無いとかなり味気ないデザインになってしまいますが、急ぎの時などには非常に便利だと思います。
おわりに
創作活動でのお金のやり取りは、みんながみんな接客に慣れているとは限らないと思います。個人で活動している人なんかは一人で完結しちゃう人も少なくないでしょうし……
それに自分の作品にお金を払ってもらうのって緊張しちゃって頭の回転が鈍くなってしまったりしますw
そういう時だからこそ『即売レジ』が重宝しますね!
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
ぺーでした。おおきにっ!