Macから出る全ての出力音にイコライザーをかけることが出来る無料のオーディオユーティリティeqMac2。今回は導入方法と操作方法をご紹介します。
2017年7月にリリースされた「eqMac2」はMacから出る音全てにイコライザーをかけることができます。
つまりyoutubeやニコニコ動画などのインターネット経由で視聴する場合にも使えます。
バンド数は10と31を切り替えられるため、自分の理想的な調整が可能です。
導入方法
▼ダウンロードはこちらから
フリーでダウンロードできますが、ページ下記からクレジットカード・PayPalにて寄付することも可能のようです。
リンク先から.dmgという拡張子のファイルをダンロードできます。
ダブルクリックするとインストーラーが起動するので左のアイコンを右のフォルダにドラッグ&ドロップで完了です。

eqMac2の使用方法
導入が終わるとLaunchpadにアプリが入っているので起動します。
起動するとMacのメニューバーにeqMac2のアイコンが追加され、そのアイコンを開くと下の画面が表示されます。
起動時に爆音のノイズが乗ることがあるので注意して下さい。
(赤文字の番号は次の項目で触れていきます。)

画面の見方
上の画面の画像に振ってある順に画面の見方を解説します。
- ここでプリセットを変更することが可能。初期プリセットを使いたい場合は⑤の項目をチェックを入れて下さい。
- それぞれのフェーダーを動かして各帯域の音量を調整できます。右上のフロッピーディスクのようなボタンを押すことで、自分で設定したバランスをプリセットに保存できます。
- 出力先の選択ができます。大抵の人は「Built-in Output」に設定すれば音が出ます。オーディオインターフェイスやHDMI経由で音を出力したい場合は変更します。※出力先を切り替える際に爆音のノイズが乗ることがあるので、本体から音が出ていないことを確認してから切り替えボタンを押すようにして下さい。
- バンド数を31に変更できます。特定の周波数の音をカットしたりブーストしたい場合に使います。※こちらも切り替える際に爆音のノイズが乗る可能性あります。
- この項目にチェックを入れると①から初期プリセットを選択することができます。flatを含め23種類。(31バンドには初期プリセットが入っていません。)
- メインボリューム。Macキーボードの音量ボタンで音量を変えられます。
- アプリを終了することができます。
補足とか諸々
・アプリ起動画面の右下からアンインストールすることができます。
・もし「音が出ないよー 」って方がいらっしゃいましたら、
メニューバー一番端のappleマーク→システム環境設定→サウンド
で「eqMac2」が選択されいるか確認してみて下さい。
・31バンドの画面はこんな感じです。

まとめ
バンド数の切り替えや出力先の変更時に頻繁にブチッという爆音ノイズが乗ることがあります。音を止めてても乗ることがあったので、そこは次回のアップデートで直ってくれると嬉しいですね。
31バンドのイコライザーって需要が限られてくるので、こういったアプリだとかなり少ない印象があります。なので個人的には非常に嬉しいです。
つい先日使い始めたばかりなのですが重宝しています。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました
ペーでした。おおきにっ!